2023-09-22
校訓『希望』
本校は平成１５年の開校以来、校訓として『希望』を掲げています。この『希望』が目指す具体的な子ども像は、『児童が夢や願いを語り、それを実現しようと行動する子ども』。つまり、よりよく生きるために自ら考え行動する子どもを育成することが、本校の使命であると考えます。
学校は学びの場であり、様々な学びを通して、よりよく生きるために自ら考え行動する子どもを育んでいくことが大切です。学びとは、分からなかったことが分かるようになったり、今まで自分のもっていた考えが、変化したり更新されたりすることです。そのためには『分からなさ』が大切にされることと、多様な考えに出会うことが大切であると考えます。『分からなさ』が大切にされるためには、どの子も恥ずかしがらずに「分からない」と言える環境作りが必要であり、子どもたちが多様な考えに出会うためには、多くの人々と関わりながら、互いの考えを伝え合うことのできる環境作りが必要です。そのような環境作りに欠かせないのが、友の分からなさや他者の思いに『寄り添って聴く』ことだと考えます。
そこで、本校は『寄り添って聴く学校』を教育理念として掲げ、教師が児童の願いや思いに耳を傾けることはもちろん、子どもたちも、友や他者に寄り添って話しを聴き合い、一人一人の児童が安心して自分を表出できる学校を目指します。そして、自分の夢や希望を堂々と語り、その実現に向けて、自ら考え行動できる子どもたちを育成していきたいと思います。
大桑村の子どもたち一人一人の希望実現のために、地域・保護者の皆様のご理解やご支援をいただきながら、教職員一同全力を尽くして参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
小学校長 小林 孝基